キーキャップ印字をデカールで。
まもなくクリスマスですね。
この記事は、「自作キーボード #3 Advent Calendar 2018」22日目の記事としてお送りします。
自作キーボードは配列を自分好みに変更できるのも魅力ですが、市販のキーキャップでは適応しきれなくなりがちです。
レイヤー切り替え時のキーを表示したくてもあきらめている方も多いことでしょう。
ないなら作ればいいじゃない?ということでデカールを貼って作ってみました。
デカールとは?
図柄を専用のシートにプリントして貼り付けたい場所に転写するもので、ロゴやフィギュアの目など手描きでは難しい箇所によく使われます。
図柄のみを貼り付けたいのでフィルムが透明のクリアデカールを使いたいのですが、貼り付ける場所が濃い色だときれいに発色しないことがネックになります。(インクがセロファンのように透過してしまうので。)
図柄の下に白インクをプリントすれば下地の影響を受けずきれいに発色させることができるものの、白インクで印刷できるプリンタはそうありません。
と思っていたところ、
UVプリンタでクリアデカールに印刷したものはカールするので注意と聞いて、やってみましたが、うちのTHは大丈夫でした。用紙の基材の作り方の違いと思いますが、カールする用紙もあるようです。特に円型の柄は顕著。UVプリンタで印刷したい場合はクリアデカールTHおすすめです。が、 pic.twitter.com/IfZ56XDOGR
— ハイキューパーツ公式 (@hiqparts) 2017年11月15日
UVプリンターでデカール印刷できるらしいです。
UVプリンター、白インク使えますね。
ということで印刷してきました。
写真ではわかりませんが、白と紫の図柄の下に同じ図柄で白インクをプリントしてあります。
※今回プリントしたのは単色の図柄ですが、UVプリンターは塗りやグラデーションなどの表現もちゃんとできます。念のため。
アクリルキーホルダーなどによく使用されますね。
使用したシートはコチラです。
貼ってみる
これを切り出して5〜10秒ほど水に浸して、
キムワイプに引き上げます。
少し待って台紙からシートをずらせるようになったら、
貼り付けたいところに乗せて、位置を調整しつつ台紙を取り去ります。
フィルムを綿棒など柔らかいもので軽く押さえて、台紙をそっとゆっくり引き抜くと良いようです。
あとは位置を微調整して、軽く圧着して、乾燥するのを待ちます。
デカールを貼ったあとはトップコートをスプレーするのですが、日々打鍵するキートップはもっとしっかりしたコート剤が必要では?という判断でUVレジンを盛りました。
仮にはめてみました。
良きかな良きかな(*’ω’*)
この記事はIris Keyboardで書きました。
ロープロ対応のIrisを積みキにしてしまってるのでそろそろ組みたいです。